施工事例

危険な門袖のリフォーム 前編

さいたま市N様

ブロック塀解体工事のご相談を承りました。

ご自身の身長よりも高いブロック造りの門袖です。

 

N様は以前から、地震などでの倒壊を気にされていたそうですが

最近では地震や台風、自然災害を理由に

「直しませんか?」と突然お宅へ訪問し

不要な工事を勧めてくる業者が多い様で、

特にお年寄りや奥様方を相手に

強引な営業をする業者も増えている様です。

 

メリット、デメリットをきちんとご説明した上で

ご自身が納得して頼める工事でないと

やる意味がありません。

 

今回のN様も同様に、突然訪問してきた他業者の見積り額に驚き、

お孫さんから私共にご相談頂いた経緯がございます。

 

使い勝手も考慮し、予算を抑えた門袖のリフォームをご提案させて頂きました。

 

今回の施工内容としましてはこちらのブロック塀を解体し、

ポストとインターホンを機能門柱に移設します。

 

ご予算はもちろんの事、使い慣れたポストの位置でしたり

他の場所へ移設する事も可能ですが、

『数十年、毎朝新聞を取りに通い続けた

ポストまでの数メートルを変えたくない。』

というご希望で承りました。

 

新たな導線よりも慣れ親しんだ道です。

この様なこだわり、当社も好きです。

 

こちらのブロックの解体高さは約90㎝、

ブロック4段80㎝と、天頂部の笠木10㎝です。

地上から数えると

ブロック8段160㎝と笠木10㎝の合計170㎝です。

既に一部落下しており、これは大変危険です。

倒壊した場合、大人の男性程の高さのブロック塀が倒れます。

一列の重量はおよそ100㎏、肥満男性と同じ位です。

3列なので300㎏。

肥満男性は柔らかそうですが、ブロックはとても固いです。

倒れてきてしまったら怪我では済みません。

住宅街の中、更に道路に面した敷地ですので、

速やかに手作業で解体します。

ブロックの解体後は、

新規に設置するフェンスの柱をブロックに取り付けます。

 

打ち合わせ内容

 

ブロック塀

ブロック塀自体、

確かに門袖上部は傾きがありましたので危険ではありますが、

門袖下部はまだまだしっかりしている様です。

この様な場合

部分的な解体工事をお勧め致します。

今回は下部4段までを残すご提案です。

 

ポストとインターホン

既存ブロックへの埋め込みの場合、

解体する事によって使用不可になります。

ここは機能門柱を設置する事をお勧め致します。

安価な物から高級品まで様々です。

今回のお打ち合わせでは、2点のご提案をさせて頂きました。

なるべく予算を抑えたいご要望ですので、

最小限の費用で効果的な工事をご提案させて頂きます。

この時点までは全て、

ご家族の方とのメールでのやり取りです。

施工場所の画像や図面(手書きOK)を頂ければ、

概算見積りとご提案までが可能です。

コロナ禍での対面や来客を避けたい方、

是非一度お問い合わせくださいませ。

訪問営業には要注意、最低2社以上の見積り依頼がベターです

 

最終の現場調査と、お見積りご提示の後、

無事にご契約を頂きました。

N様、誠にありがとうございます。

今後も引き続き宜しくお願い致します。