東京都 K様
以前施工させて頂きましたK様より
追加のブロック補強工事と万年塀の解体工事をご依頼を頂きました。
前回同様、ブロック塀の根元に鉄骨を埋め込み、
ブロック塀の傾きを抑える為の工事です。
鉄骨補強
使用する鉄骨のサイズは10㎝×10㎝の角パイプ、
地面からの埋め込みは50㎝です。
1m間隔に鉄骨を設置し、強度を高めます。
裏面は鉄骨で補強、表の面はブロックにボルトを貫通させ、
フラットバーと一体化させる事によって更に強度を上げます
ブロック塀などの補強方法は他にもございますが、
ご予算や設置環境によっても異なります。
お気軽にご相談くださいませ
補強か解体か
お客様との打ち合わせ時には解体工事も検討しましたが、
隣地との兼ね合いや、解体工事期間の運搬通路確保が難しい環境の為に
鉄骨による「補強」の選択となりました。
立地上、どうしても解体工事が難しいお宅もありますので、
適した工事方法でご対応致します。
また、費用におきましても解体工事よりも大きく抑えられます。
解体工事はブロックを撤去してしまい、倒壊の危険は全く無くなりますが、
どうしても費用が高額になるデメリットもございます。
鉄骨補強工事
基本工事費:1本20,000円~(3本以上)
長さにより異なります。
10㎝×10㎝角パイプ使用、腐食止め塗装込み
ブロック解体工事
基本工事費:1㎡5,000円~(5㎡以上)
ブロックの種類、材質によって異なります。
地域によって処分費用も異なります。
万年塀の場合
補強
ブロックの補強と同じ方法で施工が可能です。
解体工事も可能ですが、今回は一部を解体し、フェンスを設置致しました。
解体後のフェンス設置
ブロック塀であれば、数段のみを残してのフェンスの設置も可能ですが、
万年塀の場合、柱が残ってしまう為に通常のフェンスの設置ができません。
そこで今回は、
テラスやカーポートの屋根材に使用する波板を、
フェンスの代わりに取り付け致しました。
方法は
- 万年塀の柱を残し、コンクリートの板のみを解体します。
- 残した柱には、コンクリートの板をはめ込む溝がありますので、そこに合わせて角パイプを取り付けます👇
- 波板をビス止めして固定します👇
波板の上下を固定して完了です
アルミ製の既製品に比べると強度や見た目は損なわれますが、
隣地などの狭い箇所であればお勧めです。
費用面でも、万年塀を全て解体し、
新たにブロック工事やフェンスの取付をするよりもはるかに軽減できます。
倒壊する前に
大きな地震だけではなく、経年劣化によっても
倒壊の危険は十分にあります。
万が一の事があれば、
ご家族はもちろん、ご近所の方にも危険が及ぶ可能もあり、
その代償は大変なものです。
ご自宅のブロック塀など、是非一度ご確認頂きます事をお勧め致します。
工事に関しましては、
ご予算や環境に合わせてお客様に合ったプランをご案内させて頂きます
K様、この度は追加のご依頼を頂きまして誠にありがとうございました。